私たちに
ついて

球体光学研究社は、
研究開発型のファブレス企業です。
植物の持つ香りを粉砕粒子中に
閉じ込たお香の製造と、
香りを楽しむ九谷焼製の香炉を
企画・製造・販売を行っています。
一方、球体光学と有りますように、
各種セラミック粒子や
多層屈折粒子と
光による反射や複屈折作用を用いた
インクの試作・開発も
行っています。

主な製品
「環香」
お香と九谷焼製香炉をセットとした総称です。香炉で焚かれたお香はその香りが部屋全体に「めぐり」、そして「ただよい」、「かえる」という香りの広がりを表す「環」を付け、「環香」と名付けました。お香は、加賀棒茶やその規格外品を粉砕加工し、プレス加工した成形品で柑橘類、樹木類などの植物も材料にお香を製造しています。九谷焼製香炉は2種類の形、4種類の絵柄で、季節や好みによって選ぶ事が出来るようになっています。
従来の様にお香を火で炙るタイプでは無く、バッテリーによるプレートヒータ
お香を楽しむタイプの為、火災の危険性は無く安全安心な香炉です。

「加飾インク」
水系のスクリーン印刷用インクです。繊維用、ゴム用として、環境に優しい水系で提供します。共同開発にも対応しますので、お問い合わせください。

「蓄光成型物」
蓄光顔料を樹脂と一体成型したハイブリッドタイプの成型物です。熱可塑性樹脂の廃材を利用したアップサイクル商品です。

製造技術
「粉砕」:食品の粉砕に適した10μm以上の粉砕。
「混合」:粉体、液体の混合撹拌。
「プレス加工」:メイラード反応物を含む植物のプレス成形。

研究開発
香りを有する植物でお香を作製する研究開発。微粒子分散、カプセル化、焼成、プレス成形、機能材の配合、機能性インク、等の研究開発。

社名の
由来

わが師である森戸祐幸先生(東京理科大学 名誉教授)が各種蛍光体や負の膨張材(Zrw208=タングステン酸ジルコニウム)を利用した商品開発をされており、自身は株式会社球体研究所の代表を務められ、お手伝いしたのがキッカケでした。
私も球体と光を材料とした開発を行っており、会社設立に当たって、「球体」と「研究」の文字を使わせて頂く事の了承を受け、社名を球体光学研究社としたのです。
森戸祐幸先生は既にお亡くなりになられましたが、その意思を継いだ「球体光学研究社」はこの後も商品開発を加速させていきたいと思います。

設立の
経緯

2020年6月、知人を介して加賀棒茶の香りが非常に芳ばしい事を知り、興味を持ちました。
加賀棒茶の香りについては、石川県工業試験場でも香りの成分に関する研究がされている事も知りました。
一方、加賀棒茶を製造する製茶場では、摘み取った茎茶を焙煎して加賀棒茶として販売しており、スッキリとした苦みの無い飲み味が昭和天皇に献上され、以来「献上加賀棒茶」として石川県では知られる用になりました。
焙煎によって飲み味が大きく変わりますが、この焙煎工程時に床に落ちる食品ロスとしての棒茶があり、飲料用として不適格である事から、使用されずに処分されるものがある事を知りました。
使用不適格品であっても棒茶の成分は変わる事は無いので、これを粉砕してお香にする事を考え、研究を重ねました。
折しも石川県の産業化資源を活用した新商品の開発に対して助成する事業が募集されたのを知り、法人を設立し、事業を進める事にしました。

代表者の
紹介

富山県富山市生まれ
富山大学工学部工業化学科卒
小松精練株式会社入社
その後、請われて小松プロセスに入社再帰反射性カラーインクを世界で初めて開発し、下請け企業をインクメーカーに育てた。
反射事業が軌道に乗ったのを確認後、16年間の社長業を退任すると同時に退社。
本来モノづくりが好きで新しく「合同会社 球体光学研究社」を設立し、加賀棒茶の芳ばしい香りをお香にする研究や石川県の工芸品である九谷焼で香炉を造り、火を使わないでお香を楽しむ事業、更にはスクリーン印刷用水系加飾インクの製造・販売事業を立ち上げる。

会社概要

会社名
合同会社球体光学研究社
所在地
石川県小松市芦田町二丁目50番地1
設立年月日
2021(令和3年)5月19日
TEL/FAX
0761-24-4071
営業品目
お香と香炊き用香炉、水系加飾インクの製造・開発・販売
代表者
松浦 宏明
Eメール
kyutaikogaku@ab.auone-net.jp
URL
https://waka-ishikawa.jp

アクセス

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